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夏のメイン料理はカレー粉を使って!暑さに負けないスタミナを。

夏のメイン料理はカレー粉を使って!暑さに負けないスタミナを。

カレーは一年中いつ食べても美味しいですが、食欲が落ちる夏はスタミナ注入と気力アップをしてくれる心強い味方です。国民食といっても過言ではないカレーはスーパーの棚にズラリと並び、「欧風」「インドカレー」「タイ風カレー」、「ホテル風」「海軍風」、有名なカレー専門店のもの等、どれにしようかな?といつも迷ってしまいます。

今日はご飯やパスタと一緒に食べるカレーではなく、メイン料理としてカレー粉を使う料理をご紹介しましょう。

カレー粉

カレー粉はスパイスの組み合わせ

“カレー粉”というのは商品の名前です。某メーカーの赤い缶に入ったカレー粉が有名で、他のスパイスメーカーやカレー専門店が販売しているものもあります。
“カレー粉”は複数のスパイスを組み合わせたもので、赤缶カレー粉に入っているのは
ターメリックコリアンダークミンフェネグリークこしょう赤唐辛子ちんぴの7種類を代表とする、その数30数種類!。
カレー粉は辛いものですが、赤缶の代表的な7種類のスパイスの中で辛味があるのは赤唐辛子だけで、他の6種類のうち5種類は香りのスパイス、1種類は色付けをするスパイスです。つまり、辛いスパイスを組み合わせているのではなくて香りを組み合わせ、その香りが辛味を引き立たせていることが分かります。
(参考元:エスビー食品株式会社HP)

カレーは辛くない?

「カレー = 辛い食べ物」という訳ではなくて、日本の主な事典や辞書ではカレーはスパイスを混合して作ったソースを使った料理と定義されています。
インドの料理はスパイスを多用したものが沢山ありますが、カレーという名前の料理は存在しません。南インドのドラヴィダ語族には野菜・肉・食事・おかずなどを意味する「カリ」という言葉があるので、それが英語で「curry」と言われるようになったようです。
カレーだからといって辛い必要はなく、スパイスを組み合わせて食材をより美味しく、香りを含めて食欲をそそる料理に仕上げるのがカレーなのです。

カレーといえばターメリック

カレー粉の黄色い色はターメリックの色です。 ターメリックの和名は「ウコン」、二日酔いを防ぐ効果が有名な植物です。ターメリックにはクルクミンというポリフェノールの一種が入っていて、クルクミンがもつ抗酸化、抗炎症の効能がアンチエイジングに働くのでは?という研究が進んでいるそうです。ここで言うアンチエイジングはシミやシワという美容に関することだけではなく脳細胞の老化防止効果も含んでいます。なぜなら、インドではアルツハイマー症の発症率が低く、その原因はインド人がほぼ毎日食べているターメリックになるのではないか?と思われているからで、今後の研究に期待したいです。

鶏肉とポテトのカレークリーム煮

乳製品をプラス

カレーをご飯やパスタと一緒に食べるのではなく、メイン料理として食べる時に活躍するのが乳製品です。今回は生クリームを使いますが、家にない時は牛乳を使ってください。
乳製品を使うことで辛味やスパイスの強い香りが柔らかくなり、口当たりがまろやかになっていつものカレーが別の料理になります。製品にもよりますが、生クリームの乳脂肪分は牛乳の6倍ありますので料理全体に濃厚さがプラスされ、洒落た一品に。
夏のおもてなし料理としても活躍します。

材料 2人分

鶏モモ肉 300g
じゃがいも 2個
玉ねぎ 小1個
にんに 1片
カレー粉 大さじ1+1/2
小麦粉 大さじ1+1/2
水 300ml
生クリーム 150ml
トマトケチャップ 大さじ1+1/2
塩 少々
黒こしょう 適量
バージンオリーブオイル 適量

作り方

1. 鶏モモ肉は余分な脂を取り、3cm角に切る。両面に塩、黒こしょうをふる。
2. じゃがいもは4つに切る。
3. 玉ねぎをみじん切りにする。
4. にんにくはタテに2つに切り、包丁のアゴで芽を取りだし、みじん切りにする。
5. フライパンにバージンオリーブオイルを小さじ1入れて熱し、鶏モモ肉を皮面から焼く。 焼き色がついたら反対の面も焼き、バットに取り出す。
6. フライパンの脂をキッチンペーパーで拭き取り、じゃがいもを入れて焼く。竹串が通るような柔らかさになったらバットに取り出す。
7. フライパンにバージンオリーブオイルを入れ、火を点けない状態でにんにくのみじん切りを入れて香りを出す(フライパンは十分温かいので火を点けるとにんにくが焦げます)。にんにくに色がついてきたら火を点けて強めの中火で玉ねぎのみじん切りを入れて少し色づくまで炒める。
8. 火を弱め、カレー粉と小麦粉を加えてよくなじむまで炒める。水を少しずつ加えながらゴムベラでよく溶きのばし、水を全量入れたら鶏肉とじゃがいもをフライパンに戻す。
9. 中火でフライパンの中の水分が半量くらいになったら生クリーム、ケチャップを加えて煮立て、塩、黒こしょうで味を調える。

鶏モモ肉は使う30分くらい前に冷蔵庫から出して室温に戻しておくと焼く時に肉全体に均一に火が入ります。
※ じゃがいもは火が通りにくいので1.5cmくらいの輪切りにすると火通りが早くなります。あまり薄く切ると割れてしまうので注意。火通りしやすいカブを使うのもいいですね。
※ カレー粉を炒めると香りが立って風味が増します。焦げやすい粉なので手早く炒めてください。
※ 小麦粉はとろみをつけるためです。炒めて火を通しておくと水を入れた時にダマになりにくいです。

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