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一足早くクリスマス気分を盛り上げるおススメ料理はこれ!

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クリスマスといえばチキン

実はチキンではなく七面鳥が主役

クリスマスのご馳走として誰もが思い浮かべるのがチキン、丸鶏をどーんと焼くのも迫力があるし骨付きモモ肉のローストを手に持ってかぶりつくのも美味しいですよね。

なぜ、クリスマスにはチキンが定番なのでしょうか?

よく言われるのは「チキンが主流なのは日本だけで欧米では七面鳥」という説です。
確かにヨーロッパでもアメリカでもちょっとフォーマルな食事や家族が集まる時は七面鳥をローストするのが一般的です。私がイギリスの家庭にホームステイしていた時にも“サンデーロースト”、つまり日曜日にローストして食べるご馳走の日には必ず七面鳥が登場していました。日曜日の午前中からお昼までは教会に行き、家に帰ってきてから食事の支度をして午後2時頃からゆったりとした午餐を楽しむ、これがサンデーローストです。毎週行うのではなく2~3か月に1度くらいの頻度でしょうか。日頃は忙しくてゆっくり話す時間がない家族が集まり、時には親戚や親しい友人も招いて食事をします。この時のメインディッシュが七面鳥のローストでこれを一家の主人が切り分けてゲストに配ります。

では、イギリスでは伝統的に七面鳥を食べていたのかというと、そうではないようです。

七面鳥を食べる習慣はアメリカから

アメリカ大陸が発見されて多くのイギリス人が移住を始めた初期、未開地の新大陸で暮らすのはとても困難でしたが、それを助けてくれたのが先住民のインディアン達でした。そして一年を過ごして秋に収穫できたことに感謝し、インディアン達と一緒にお祝いをした時に食べたのが七面鳥だそうです。このお祝いが感謝祭として引き継がれてアメリカで最も重要な祝日になるとともに七面鳥はお祝いのテーブルに欠かせない存在になりました。その後、感謝祭に限らずに結婚式や誕生日などのお祝い事にも七面鳥は登場し、クリスマスのメインディッシュとしての地位も定着しました。
という訳で、お祝いに七面鳥を食べるという風習はアメリカからイギリスに渡り、そしてヨーロッパの国々への広まったということです。

日本で七面鳥は手に入りづらいためチキンを食べるようになったそうです。なぜ日本では飼育しないのか? その最大の理由は七面鳥の大きさで全長122cm、体重が9kgもあるからです。日本の鶏舎でこれだけのサイズの鳥を大量に飼育することは難しいため七面鳥は輸入に頼らなければならず、冷凍されたものしか手に入りません。

私の子供時代、輸入品を扱うスーパーマーケットの冷凍コーナーで七面鳥の骨付きもも肉を見かけました。鶏の骨付きもも肉と比べると3倍はあろうかという大きさで太ももがぐっと盛り上がってパンパンに張っていて見事な迫力に思わず目を見張ったものです。

ハニーマスタードチキン

クリスマスカラーを添えて

ハニーマスタードチキンはチキンを焼いた後に少し蒸し煮にします。この時に野菜も一緒に蒸しますので簡単に火が通る野菜がベストです。今回はクリスマスを意識して赤と緑の野菜を使いましょう。赤はトマト、緑はブロッコリーです。

3つの食材ですが、鶏肉のたんぱく質トマトのβカロテンとリコピンブロッコリーのビタミンC、ビタミンE、ビタミンK、葉酸と多くの栄養素をカバーしています。

ビタミンKはあまり馴染みがないかも知れませんが、主に2つの働きをしています。1つは血液が凝固を助ける作用でビタミンKが不足すると出血した時に血が止まりにくくなります。もう1つの働きは骨を強くしてくれることです。

葉酸は代謝を促進するビタミンで細胞の生産や再生を助ける働きがあります。

短時間で作れてクリスマス気分を味わえて栄養バランスが整っているハニーマスタードチキンを作ってみませんか?

(参考元:旬の食材百科辞典、健康長寿ネット)

材料(2人分)

鶏モモ肉 350g
ブロッコリー 150g
ミニトマト 8個

<ハニーマスタードソース>
マヨネーズ 大さじ1+1/2
粒マスタード 小さじ2+1/2
はちみつ 小さじ1
しょうゆ 小さじ1
塩 少々
黒こしょう 少々

レモン汁 小さじ1

オリーブオイル 適量

下準備

1. 鶏もも肉は使う30分前に冷蔵庫から出しておく。
2. ハニーマスタードソースの材料をボウルに混ぜ合わせておく。

作り方

1. 鶏モモ肉は一口大に切り、塩、こしょうをふる。
2. ブロッコリーは小房に分けて、ため水でふり洗いをする。
3. ミニトマトは洗い、ヘタを取り除く。
4. フライパンにオリーブオイルを熱し、鶏もも肉を皮目から焼き、両面に焼き色をつける。
5. ブロッコリーを入れ、フタをして3~4分弱めの中火で蒸し焼きにする。
6. ブロッコリーの茎に竹串を刺して柔らかくなっているのを確認し、ミニトマトを入れる。
7. ハニーマスタードソースを回しかけ、全体にからめる。
8. ハニーマスタードソースが入っていたボウルにレモン汁を入れ、ボウルに残っているソースを洗いながらフライパン全体にまわしかける。

※ 蒸し時間を長くするとブロッコリーの緑色がくすんでしまうので長くて4分がおすすめです。火を止めた後も予熱が入ります。

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