夏に収穫してから寝かせたかぼちゃが美味しくなるのが秋。そして、秋のかぼちゃの出番といえばハロウィンです。甘いかぼちゃをたっぷりと味わえるメイン料理をご紹介します。(2025年10月19日更新)
ハロウィンの成り立ちを調べてみると

ハロウィンとはいつ、どこで、どのような起源があるのかを調べてみると複数の歴史や出来事が折り重なって今日の姿になったように思えます。
アイルランドのケルト人
ハロウィンは古代アイルランドに住んでいたケルト人が行っていたお祭りからきていると言われています。
ケルト人とは、紀元前1500年(古代ローマ帝国時代です)ごろにヨーロッパ大陸を席捲していた人々で1つの民族として存在していたのではなくケルト語系の言語を話す人々を指しています。ケルト語系の人々は定住せずに移動を続けて現在の中央ヨーロッパ、南欧の一部、そして当時”ブリテン島”と呼ばれていたイギリスに上陸して支配し、それぞれの地で社会や文化を築いていました。
彼らはケルト人とは呼ばれずにそれぞれの地で〇〇人と呼ばれていました。聞いたことがある呼び名もあります。
ガリア人 イタリア半島北部にやってきたケルト人をローマ帝国の人々が呼んだ呼称
ゲール人 アイルランド、スコットランド、北西ヨーロッパにいた人々
ピクト人 スコットランドのハイランド地方を支配していた人々
その後、ブリテン島はローマ帝国の一部に併合されますが、北部のスコットランドとアイルランドは支配をまぬがれ、ケルト語系民族の社会が続きます。ローマ帝国に代わって勢力をもったゲルマン人がブリテン島にやってくるものの、やはりスコットランドとアイルランドは支配されずケルト系統の部族による社会が続いたそうです。
16世紀に入るとイングランドがアイルランドの支配に乗り出し、イングランド王がアイルランド王を名乗るようになりました。この時までアイルランドはケルト語系の文化や風習が続いたことになります。
ケルト人とは、紀元前1500年(古代ローマ帝国時代です)ごろにヨーロッパ大陸を席捲していた人々で1つの民族として存在していたのではなくケルト語系の言語を話す人々を指しています。ケルト語系の人々は定住せずに移動を続けて現在の中央ヨーロッパ、南欧の一部、そして当時”ブリテン島”と呼ばれていたイギリスに上陸して支配し、それぞれの地で社会や文化を築いていました。
彼らはケルト人とは呼ばれずにそれぞれの地で〇〇人と呼ばれていました。聞いたことがある呼び名もあります。
ガリア人 イタリア半島北部にやってきたケルト人をローマ帝国の人々が呼んだ呼称
ゲール人 アイルランド、スコットランド、北西ヨーロッパにいた人々
ピクト人 スコットランドのハイランド地方を支配していた人々
その後、ブリテン島はローマ帝国の一部に併合されますが、北部のスコットランドとアイルランドは支配をまぬがれ、ケルト語系民族の社会が続きます。ローマ帝国に代わって勢力をもったゲルマン人がブリテン島にやってくるものの、やはりスコットランドとアイルランドは支配されずケルト系統の部族による社会が続いたそうです。
16世紀に入るとイングランドがアイルランドの支配に乗り出し、イングランド王がアイルランド王を名乗るようになりました。この時までアイルランドはケルト語系の文化や風習が続いたことになります。
万聖節(諸聖人の日)- エピソード1
万聖節はカトリック教会で全ての聖人と殉教者の記念日とされ11月1日に行われました。この日を英語ではSolemnity of All Sains、またはAll Hallows’ Dayと呼ばれていていました。その前日、10月31日は前夜祭を祝うHallows’ EveがなまってHalloween になったという話があります。
そして、11月2日が死者を悼む万霊節です。
そして、11月2日が死者を悼む万霊節です。
サウィン祭 - エピソード2
ケルト語系民族(以降“ケルト人”と表記します)が使っていたケルト暦は11月1日が1年の最初の日で10月31日が大晦日にあたります。
10月31日は新年の前夜祭
11月1日は新年の祝祭
が行われていました。
ケルト人は1年を夏と冬の2つの季節に分け、10月31日を夏の終わり、11月1日を冬の始まりとして夏の収穫を祝うサウィン祭が10月31日の夜から行っていました。
サウィン祭は死者の魂が戻ってくると信じられていたので“良き死者”を迎え入れるように家の扉や窓の鍵を外し、灯をともし、食卓に席も用意して一緒に晩餐をする風習だったそうです。日本のお盆のようなものでしょうか。
“良き死者を迎え入れる”というのがポイントで、良き死者と一緒に悪霊もついてくるため悪霊を追い払うためにケルト人は仮装をして追い払おうとした・・というのがハロウィンの仮装につながっているようです。
10月31日は新年の前夜祭
11月1日は新年の祝祭
が行われていました。
ケルト人は1年を夏と冬の2つの季節に分け、10月31日を夏の終わり、11月1日を冬の始まりとして夏の収穫を祝うサウィン祭が10月31日の夜から行っていました。
サウィン祭は死者の魂が戻ってくると信じられていたので“良き死者”を迎え入れるように家の扉や窓の鍵を外し、灯をともし、食卓に席も用意して一緒に晩餐をする風習だったそうです。日本のお盆のようなものでしょうか。
“良き死者を迎え入れる”というのがポイントで、良き死者と一緒に悪霊もついてくるため悪霊を追い払うためにケルト人は仮装をして追い払おうとした・・というのがハロウィンの仮装につながっているようです。
今のハロウィンに至るまで
ケルト文化からキリスト教文化へ
サウィン祭をしていた時のケルト社会は階層社会でドルイドという役職が最高位にあり政治の主導者でもあり宗教の祭司も務めていたそうです。
4~5世紀にかけてスコットランドからアイルランドへキリスト教(カトリック)の布教が始まりました。この時にサウィンの祝日をキリスト教の祝日に置き換えることが進み、
キリスト教の殉教者の祝祭を11月1日に変更して万聖節
死者の霊のために祈りを捧げる日を11月2日にして万霊節
としたそうです。
カトリックはアイルランドに根付きましたが、祭りの中身にはサウィン祭のやり方が残り続けました。
4~5世紀にかけてスコットランドからアイルランドへキリスト教(カトリック)の布教が始まりました。この時にサウィンの祝日をキリスト教の祝日に置き換えることが進み、
キリスト教の殉教者の祝祭を11月1日に変更して万聖節
死者の霊のために祈りを捧げる日を11月2日にして万霊節
としたそうです。
カトリックはアイルランドに根付きましたが、祭りの中身にはサウィン祭のやり方が残り続けました。
アイルランド人、新大陸へ
アイルランドから大勢の移民が新大陸のアメリカに渡りました。
主な理由は“じゃがいも飢饉”と呼ばれる大規模な飢えに苦しんだこととアイルランド人が信仰するカトリックがイングランド国教会によって迫害されたためです。
“じゃがいも飢饉”というのはじゃがいもが疫病にかかり収穫ができなかったために何百万人もの餓死者が出たという歴史的な惨事で、寒くて天候不順のアイルランドではじゃがいもが収穫できないことは命にかかわる出来事でした。
アメリカ大陸に渡ったものの、アイルランド人の苦労は続きました。アメリカ大陸への移住者が最も多かったのがイギリス人だったのでイギリス人からの差別などがあったからです。アイルランド人は祖国の風習や文化を守る生活を営み、その1つであるお祭りがやがてハロウィンとして全米に広まっていきました。
主な理由は“じゃがいも飢饉”と呼ばれる大規模な飢えに苦しんだこととアイルランド人が信仰するカトリックがイングランド国教会によって迫害されたためです。
“じゃがいも飢饉”というのはじゃがいもが疫病にかかり収穫ができなかったために何百万人もの餓死者が出たという歴史的な惨事で、寒くて天候不順のアイルランドではじゃがいもが収穫できないことは命にかかわる出来事でした。
アメリカ大陸に渡ったものの、アイルランド人の苦労は続きました。アメリカ大陸への移住者が最も多かったのがイギリス人だったのでイギリス人からの差別などがあったからです。アイルランド人は祖国の風習や文化を守る生活を営み、その1つであるお祭りがやがてハロウィンとして全米に広まっていきました。
ジャック・オ・ランタン
サウィン祭で行われていた風習の1つ、灯をともすためのランタンがジャック・オ・ランタンです。
カボチャをくりぬいて中にローソクを立てて“ジャック・オ・ランタン”を作ったのです。もともとカブで作られていたそうで、ジャック・オ・ランタンは人の骸骨なので白い野菜のほうがそれらしいという理由でした。アメリカではカブよりかぼちゃのほうが手に入りやすいことからかぼちゃへと変わっていったようですが、アイルランドでは今でもカブが使われているそうです。
“ジャック”という名前は「提灯ジャック」という話からきています。
ストーリーを短く説明すると、嘘つきでずる賢いジャックは悪魔に「お金を貸してくれれば魂をあげる」とのお金だけ貰って約束を破り、悪魔の弱点である十字架をタテにして悪魔を懲らしめ、とうとう悪魔から「お前の魂は取らない」と約束をさせます。悪行を重ねたジャックは死後、地獄に堕ちますが、悪魔は「約束だからお前の魂は取らない」と言います。地獄にも入れないし天国にも行けない。行き場がなくなったジャックは永遠にさまようことになり、気の毒に思った悪魔はカブをくり抜いてランタンにしてジャックに渡しました。
随分とお人よしで親切な悪魔です。
カボチャをくりぬいて中にローソクを立てて“ジャック・オ・ランタン”を作ったのです。もともとカブで作られていたそうで、ジャック・オ・ランタンは人の骸骨なので白い野菜のほうがそれらしいという理由でした。アメリカではカブよりかぼちゃのほうが手に入りやすいことからかぼちゃへと変わっていったようですが、アイルランドでは今でもカブが使われているそうです。
“ジャック”という名前は「提灯ジャック」という話からきています。
ストーリーを短く説明すると、嘘つきでずる賢いジャックは悪魔に「お金を貸してくれれば魂をあげる」とのお金だけ貰って約束を破り、悪魔の弱点である十字架をタテにして悪魔を懲らしめ、とうとう悪魔から「お前の魂は取らない」と約束をさせます。悪行を重ねたジャックは死後、地獄に堕ちますが、悪魔は「約束だからお前の魂は取らない」と言います。地獄にも入れないし天国にも行けない。行き場がなくなったジャックは永遠にさまようことになり、気の毒に思った悪魔はカブをくり抜いてランタンにしてジャックに渡しました。
随分とお人よしで親切な悪魔です。
出典:ジャック・オ・ランタンの由来が鳥肌もの ・・・macaroni
かぼちゃの栄養
かぼちゃは緑黄色野菜です。
ビタミン
βカロテン
体の中でビタミンAに変換されて肌や髪の健康を守り、皮膚や粘膜を丈夫にして免疫力を高めます。
ビタミンAは夜盲症といって夜や薄暗い場所での視力が低下する症状を防ぐ効果もあります。
ビタミンB6
たんぱく質の代謝を促進して健康な皮膚、粘膜、髪、歯、爪などを作ります。
眼精疲労の回復を助けます。
葉酸
遺伝子情報を正確にコピーしながら細胞分裂し、新陳代謝を促進する際に活躍します。特に腸管や口腔内、舌の細胞は生まれ変わりが早いため葉酸が不足すると炎症を起こしやすくなります。
赤血球を作る時にも必要なビタミンです。
ビタミンC
抗酸化作用があります。
酸化とは?
身体に取り込んだ酸素のうち活性化された活性酸素が身体の細胞を攻撃してダメージを与えるのが酸化。 動脈硬化やガンなどのさまざまな健康被害を引き起こします。
この酸化現象を抑止する効果が抗酸化作用です。
ビタミンCはコラーゲンを作る際に不可欠な成分で、皮膚のハリを保ち、骨を丈夫にします。
ビタミンE
抗酸化作用があり、血管壁の細胞を守り、血管内のコレステロールや脂質の酸化を抑止します。いわゆる“血液サラサラ”状態をサポート。
紫外線から肌を守る効果もあります。
体の中でビタミンAに変換されて肌や髪の健康を守り、皮膚や粘膜を丈夫にして免疫力を高めます。
ビタミンAは夜盲症といって夜や薄暗い場所での視力が低下する症状を防ぐ効果もあります。
ビタミンB6
たんぱく質の代謝を促進して健康な皮膚、粘膜、髪、歯、爪などを作ります。
眼精疲労の回復を助けます。
葉酸
遺伝子情報を正確にコピーしながら細胞分裂し、新陳代謝を促進する際に活躍します。特に腸管や口腔内、舌の細胞は生まれ変わりが早いため葉酸が不足すると炎症を起こしやすくなります。
赤血球を作る時にも必要なビタミンです。
ビタミンC
抗酸化作用があります。
酸化とは?
身体に取り込んだ酸素のうち活性化された活性酸素が身体の細胞を攻撃してダメージを与えるのが酸化。 動脈硬化やガンなどのさまざまな健康被害を引き起こします。
この酸化現象を抑止する効果が抗酸化作用です。
ビタミンCはコラーゲンを作る際に不可欠な成分で、皮膚のハリを保ち、骨を丈夫にします。
ビタミンE
抗酸化作用があり、血管壁の細胞を守り、血管内のコレステロールや脂質の酸化を抑止します。いわゆる“血液サラサラ”状態をサポート。
紫外線から肌を守る効果もあります。
食物繊維
大腸の善玉菌のエサになって善玉菌の数を増やします。
便のカサを増やすので腸に刺激を与えて便秘の予防にもなります。
便のカサを増やすので腸に刺激を与えて便秘の予防にもなります。
ミネラル
カリウム
かぼちゃはカリウムが豊富です。体内に溜まった塩分を排出してくれるのでむくみが解消され高血圧のリスクを抑えてくれます。
マグネシウム
カルシウムと一緒に骨や歯の発育を促進して丈夫にします。
細胞内のカルシウムやナトリウムを調整して正常な血圧や血液の循環の維持をサポートします。
かぼちゃはカリウムが豊富です。体内に溜まった塩分を排出してくれるのでむくみが解消され高血圧のリスクを抑えてくれます。
マグネシウム
カルシウムと一緒に骨や歯の発育を促進して丈夫にします。
細胞内のカルシウムやナトリウムを調整して正常な血圧や血液の循環の維持をサポートします。
鶏むね肉とかぼちゃのミルク煮
かぼちゃの栄養
かぼちゃは緑黄色野菜です。ベータカロテンが豊富で免疫力を高める効果があります。また、体の中でビタミンAに変換されて肌や髪の健康を守り、視力を維持する働きもあります。
かぼちゃにはビタミンCやビタミンEといった抗酸化作用のあるビタミンも豊富なので体のサビつきを抑えてくれる、つまりアンチエイジングの効果もあります。
食物繊維も多いので便秘予防にもなります。
かぼちゃにはビタミンCやビタミンEといった抗酸化作用のあるビタミンも豊富なので体のサビつきを抑えてくれる、つまりアンチエイジングの効果もあります。
食物繊維も多いので便秘予防にもなります。
かぼちゃと牛乳は相性バツグン
定番のポタージュといえば、コーン、ポテト、そしてかぼちゃのポタージュです。
人気の理由は甘味のある野菜であること、色がキレイなこと。
ポタージュを作る時に欠かせないのが生クリームや牛乳です。乳製品の脂肪分がトロリとした口あたりを生み、コクのある旨味が増し、ミルキーな香りがホッとした気持ちを呼びおこします。
このポタージュの美味しさをスープだけで味わうのはもったいない! 鶏肉の旨味とたんぱく質も加えたメイン料理として楽しめば美味しさも栄養も満足できて目にも楽しめます。
人気の理由は甘味のある野菜であること、色がキレイなこと。
ポタージュを作る時に欠かせないのが生クリームや牛乳です。乳製品の脂肪分がトロリとした口あたりを生み、コクのある旨味が増し、ミルキーな香りがホッとした気持ちを呼びおこします。
このポタージュの美味しさをスープだけで味わうのはもったいない! 鶏肉の旨味とたんぱく質も加えたメイン料理として楽しめば美味しさも栄養も満足できて目にも楽しめます。
材料 (2人分)
鶏むね肉 1/2本
かぼちゃ 1/4個 (300g)
玉ねぎ 1/2個
にんにく 適量
水 1/2カップ
牛乳 1+1/2カップ
塩 少々
こしょう 少々
オリーブオイル 適量
かぼちゃ 1/4個 (300g)
玉ねぎ 1/2個
にんにく 適量
水 1/2カップ
牛乳 1+1/2カップ
塩 少々
こしょう 少々
オリーブオイル 適量
作り方

1. 鶏むね肉は水気を拭き、一口大のそぎ切りにする。塩、こしょうをする。
2. かぼちゃはラップをして電子レンジ(500W)に2分半かけて少し柔らかくする。皮を半分程度むき、ワタと種を取って2~3cm角に切る。
3. 玉ねぎは繊維に沿った薄切りにする。にんにくは芽を取り、みじん切りにする。
4. フライパンにオリーブオイルを温め、鶏むね肉が白っぽくなるまで焼き、バット等に取り出す。
5. 鶏むね肉から出た脂を拭き、オリーブオイルとみじん切りにしたにんにくを入れて弱火で温める。
6. にんにくの香りが立ってきたら玉ねぎを入れ、中火で炒める。玉ねぎが透き通ってしんなりとしたらかぼちゃを入れ、水を1/2カップ入れてフタをし、弱火で7~8分間煮る。
7. かぼちゃが柔らかくなったらフォークで粗くつぶす。
8. 鶏むね肉をフライパンに戻し、牛乳を加えて5~6分煮込む。塩、こしょうで味を調える。
※ 生のかぼちゃは硬いので包丁で切ろうとするとケガをする危険があります(しかも、力いっぱい包丁を下ろそうとしているのでかなりひどいケガをします)。電子レンジで少し柔らかくしてから切りましょう。
※ 玉ねぎが“しんなり”の目安は、玉ねぎの繊維が熱で柔らかくなり曲がりやすくなることです。生の玉ねぎの薄切りは硬くて曲げようとするとポキっと折れますが、熱によってしなやかになります。この位の柔らかさになると甘みも出てきます。
※ 煮込んだかぼちゃを徹底的にフォークでつぶす必要はありません。元の形の半分程度にすると自然に崩れていくもの、そのままの大きさで残るものが出てきます。崩れたかぼちゃはスープに溶け込んで甘味を出し、そのままの大きさのかぼちゃはホロホロとした食感が楽しめます。
2. かぼちゃはラップをして電子レンジ(500W)に2分半かけて少し柔らかくする。皮を半分程度むき、ワタと種を取って2~3cm角に切る。
3. 玉ねぎは繊維に沿った薄切りにする。にんにくは芽を取り、みじん切りにする。
4. フライパンにオリーブオイルを温め、鶏むね肉が白っぽくなるまで焼き、バット等に取り出す。
5. 鶏むね肉から出た脂を拭き、オリーブオイルとみじん切りにしたにんにくを入れて弱火で温める。
6. にんにくの香りが立ってきたら玉ねぎを入れ、中火で炒める。玉ねぎが透き通ってしんなりとしたらかぼちゃを入れ、水を1/2カップ入れてフタをし、弱火で7~8分間煮る。
7. かぼちゃが柔らかくなったらフォークで粗くつぶす。
8. 鶏むね肉をフライパンに戻し、牛乳を加えて5~6分煮込む。塩、こしょうで味を調える。
※ 生のかぼちゃは硬いので包丁で切ろうとするとケガをする危険があります(しかも、力いっぱい包丁を下ろそうとしているのでかなりひどいケガをします)。電子レンジで少し柔らかくしてから切りましょう。
※ 玉ねぎが“しんなり”の目安は、玉ねぎの繊維が熱で柔らかくなり曲がりやすくなることです。生の玉ねぎの薄切りは硬くて曲げようとするとポキっと折れますが、熱によってしなやかになります。この位の柔らかさになると甘みも出てきます。
※ 煮込んだかぼちゃを徹底的にフォークでつぶす必要はありません。元の形の半分程度にすると自然に崩れていくもの、そのままの大きさで残るものが出てきます。崩れたかぼちゃはスープに溶け込んで甘味を出し、そのままの大きさのかぼちゃはホロホロとした食感が楽しめます。
島根県江津市のお料理教室から
🅟🅡🅞🅕🅘🅛🅔
ココットキッチンスタジオは料理、パンが学べる料理教室です。
作り慣れた定番のごはんをもっと美味しく作るために意外と忘れられている「基本」、新しい味の世界をのぞいてみる「好奇心」、日頃の疑問や悩みの答えを見つける「発見」の3つを大切にしています。
島根県のちょうど真ん中あたりに位置する江津市にある古民家のキッチンスタジオで一緒に「美味しい」を見つけませんか? 浜田市、大田市、邑南町からも食いしん坊の皆さんにお越し頂いています。
ぜひ一度、足を運んでみてください!‣詳しくはコチラ
このブログではオーナー 福田順子がレシピや料理のワンポイント、食材の豆知識などをお届けしています。
取得資格: ABCクッキングスタジオの認定インストラクターとして登録
ABCクッキングライセンス
ABCブレッドライセンス
ABCケーキライセンス
日本ヘルシーフード協会 ヘルスフードカウンセラー1級
<ディプロマ>
東京會舘クッキングスクール 西洋料理応用専攻コース修了
一般社団法人ベターホーム協会 魚料理、肉料理、飲茶、イタリア料理各コース修了
日本ヘルシーフード協会 フィットネスフードデザイナー養成講座修了