BLOG ブログ

RESERVE

ご予約・お問い合わせ

涼しくなって食欲アップ「お腹すいた」時は一番!鶏のニラソース

涼しくなって食欲アップ「お腹すいた」時は一番!鶏のニラソース

ニラ

元気のもと

ニラは中国原産の野菜ですが、古事記や万葉集にも出てくるほど古くから日本にあります。ただし、食べ物としてより生薬として重用されました。
食べると体が温かくなり、腸の働きを高めてくれます。また、ニラの葉には止血作用や解毒作用があるそうです。
ニラは比較的栽培が容易で日陰でも育つため、第二次世界大戦中に栽培が奨励され、戦後に食料として広く普及しました。

ニラは緑黄色野菜でβカロテンがかなり豊富であり、ビタミンC、ビタミンK、カルシウムや鉄などのミネラルも多く含まれています。
ニラ独特の匂いの素であるアリシンは糖質の分解を促進するため代謝機能や免疫機能を高めて疲労回復に効果をもたらします。アリシンはにんにくやねぎ類にも含まれている“アイシン”という物質が刻まれることで発生するので、にんにくやネギをみじん切りにするとより多くの匂いがするのはそのためです。

(参照元:熊本大学薬学部「薬草園」、東京生薬協会、わかさ生活「未来研究所」)

ニラの種類

葉ニラ 普段、野菜売り場で見かけるニラです。
黄ニラ 遮光して栽培することで葉が緑色にならず白っぽくなります。ニラ特有の臭みが抑えられていて、葉ニラより柔らかく甘みもあります。黄ニラは品種名ではなく、栽培方法によって作るニラです。
花ニラ 葉ニラの花茎とその先に着く袋状の蕾の部分を指します。葉を食べるニラに対して花を食べるので花ニラと呼ばれていますが、花ニラ専用の品種も開発されているそうです。

(参照元:Wikipedia、旬の食材百科)

鶏もも肉のニラソース

鶏肉をパリパリに焼くには

ポイントは3つあります。今回は鶏モモ肉を使いますが、ムネ肉でも同じです。

1. 鶏肉の厚みをなるべく均一にすること。
鶏肉はでこぼこしていたり、一方が厚くなっていることがあります。厚みのあるところには斜めに切れ目を入れて切れ目の両側を開く(“観音開き”と言います)ようにして厚みをなるべく同じに整えます。

2.冷たいフライパンに鶏肉を入れてから火をつけること。
熱したフライパンに鶏肉を入れると肉が反り返ってしまうので、冷たいフライパンに入れてから火を点けて徐々に温まるようにします。
もし、フライパンを温めてしまった時は水を張った鍋を鶏肉の上に乗せると反り返るのを防げます。

3.時々、脂を拭きとること。
鶏肉を焼くと多くの脂が出てきます。時々、菜箸やトングにキッチンペーパーをはさんでフライパンの中の脂を拭きとりましょう。

最初に皮目を下にして焼き始め、しばらく放置します。皮目に十分な焼き色がついたらひっくり返しましょう。頻繁に表と裏を返す必要はありません。

材料(2人分)

鶏もも肉 1枚(300g)
塩    小さじ1/2
酒 小さじ1
サラダ油 小さじ1/2
<ニラソース>
にら 25g
にんにく 1片
しょうが 1かけ
しょうゆ 大さじ1
砂糖 小さじ2
酢 小さじ1
みりん 小さじ1
ごま油 小さじ1

※ にんにく、しょうががない場合は市販のおろしチューブを使ってください。
※ ニラソースはごま油以外の材料を入れ、混ぜ続けながらごま油を少しずつたらして入れます。ドレッシングと同様に油類は最後に入れ、入れる時は容器の中を混ぜ続けると乳化しやすくなります。

作り方

1. 鶏もも肉は余分な脂を除き、厚みを均一にする。半分に切り、塩と酒をまぶして下味をつけて2分くらいおく。
2. フライパンにサラダ油を入れ、鶏もも肉の水気を軽く拭き、皮目を下にして入れて中火で焼く。焼き色がついたら裏返し、フタをして弱火で6~7分蒸し焼きにする。時々、フタを開けて余分な脂をキッチンペーパーで拭きとる(全部で3回くらい)。
3. ニラ、にんにく、しょうがをみじん切りにする。
4. 耐熱容器にニラソースの材料を入れて混ぜ、ラップをせずに電子レンジ(500W)で2分間加熱する。電子レンジから出したらひと混ぜする。
5. 鶏もも肉をフライパンから出して食べやすい大きさに切り、器に盛りつける。ニラソースをかける。


ニラソースにラップをかけずに加熱するのは水分を飛ばしてソースにコクを出したいからです。少量なので電子レンジ内に多くの水分が飛んだりニラの臭いがついて取れなくなることはありませんが、使用後は濡れ布巾などでふき取ってください。それが面倒な場合はふんわりラップをかけて電子レンジに入れてください。ラップをぴっちりかけると蒸発した水分で爆発するので気をつけて

鶏もも肉を焼いている時に脂を取る作業がありますが、焼いている間にニラソースが作れますのでホントに短時間で完成するメニューです。

島根県江津市のお料理教室から

ココットキッチンスタジオは料理、パン、お菓子が学べる料理教室です。
作り慣れた定番のごはんをもっと美味しく作るために意外と忘れられている「基本」、新しい味の世界をのぞいてみる「好奇心」、日頃の疑問や悩みの答えを見つける「発見」の3つを大切にしています。
島根県のちょうど真ん中あたりに位置する江津市にある古民家のキッチンスタジオで一緒に「美味しい」を見つけませんか? 浜田市、大田市、邑南町からも食いしん坊の皆さんにお越し頂いています。

ぜひ一度、足を運んでみてください!

島根県江津市のお料理教室・パン教室・お菓子の教室

RESERVE ご予約・お問い合わせ

美味しいメニューをそろえてお待ちしています。
お気軽にお問い合わせください。