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2022年 料理クラス総集編

2022年 料理クラス総集編

2022年は行動制限の要請が緩和されて料理クラスにも生徒さんが来てくれるようになりました。毎月のメニューを一緒に作る時間がとても楽しくてキッチンスタジオに笑いと活気が戻ってきてくれたことに感謝する一年になりました。

年末を迎えるにあたり今年一年の料理クラスを振り返ってみたいと思います。

2022年を振り返って

料理クラスではメイン料理と副菜、デザート等を含めた3~4品の構成でメニューを考えています。
色々な味や調理方法をご紹介したいのでフレンチ、イタリアン、中華料理、エスニック、和食などをその時の季節に合わせた食材や味付けで作っています。

2022年に作ったメイン料理を挙げてみましょう。

1月 サーモンのパイ包み焼き – フレンチ
2月 豚肉とプラムの赤ワイン煮 – フレンチ
3月 白身魚のトウチーソース – 中華
4月 2食のオムライス(ブラウンソースとホワイトソース) - 洋食
5月 塩豚のビーンズ煮込み – フレンチ
6月 台湾まぜそば – エスニック(日本生まれの料理)
7月 豚バラ肉の豆板醤煮込み – 中華
8月 ケイジャンチキン – エスニック
9月 夏の黒酢角煮 – 和食
10月 鮭の香り蒸し – 中華
11月 鉄分たっぷりハンバーグ – 洋食
12月 ローストビーフ with ヨークシャープディング - イギリス料理

どの料理も家庭で手軽に作れてあまり手間がかかりません。手間をかけて美味しく作るのではなく「〇〇を入れるのは最後です」「火加減は〇〇です」「〇〇すると香りが引き立ちます」といったワンポイントでグンと美味しくなる料理です。

例えば、
サーモンのパイ包み焼き
→ 冷凍パイシートの扱い方と具材の包み方 → パイ生地を知ろう!

白身魚のトウチーソース
→ 白身魚の火加減 → ふっくらと焼くためには?

ケイジャンチキン
→ 鶏の骨付きもも肉の下処理の仕方 → キレイに骨から肉が離れて食べやすい

ローストビーフ
→ ブロック肉にじわりと予熱を入れる → ちょうど食べごろのミディアムレアに

などです。

2022年の人気メニュー BEST 3

ベスト3 と書いたものの生徒さんにアンケートをとった訳ではなく、あくまでもレッスンでの生徒さんの反応や後日「作ってみました!」という話から私が受けた印象です。
生徒さんが料理クラスに期待されることは主に3つあると感じていて、それぞれにマッチしたメニューの好感度が高くなりました。

その3つとは
マンネリしたメニューからの脱出
普段よく食べる料理をもっと美味しく作りたい
ハレの日のご馳走を作りたい

です。

それぞれの課題に合った料理を見ていきましょう。

第3位 ケイジャンチキン ~マンネリからの脱出

鶏の骨付きもも肉はクリスマスに食べるもの
味付けも照り焼き風の定番にするものだ

そう思っている生徒さんが多くいました。そんなことはなく、鶏の骨付きもも肉は年中いつ食べても良いものであり、マリネ液によってフレンチにも中華にもエスニックにも自由自在に変身できると紹介し、ケイジャン料理に挑戦しました。料理はその国や土地の文化や歴史そのものを表しているので新大陸時代のアメリカの話を交えながらケイジャン民族に思いを馳せてもらいました。

ケイジャンの味付けはマイルドながらスパイスが奥深さを生み出しているので日本人好みだと思っています。さらに美味しく感じるように盛りつけにも一工夫。香ばしくローストしたナッツを混ぜたターメリックライスを盛りつけたお皿にケイジャンチキンを乗せると見栄えが断然アップします。

第2位 鉄分たっぷりハンバーグ ~ 普段の料理をもっと美味しく

みんな大好きハンバーグ。でも、どうも焼きすぎてカチカチになる、何となく味がぼんやりする、そんなモヤモヤを抱えている人向けの“鉄分たっぷりハンバーグ”。 特徴はひき肉にレバーを加えた肉ダネにしたことと、アボカドのタルタルと一緒に食べることです。ひき肉をまとめて料理を作る際に大事なことはひき肉をダレさせない、つまり冷たいまま成形することです。混ぜ合わせる材料をすべて用意して計量も済ませてから冷蔵庫から挽肉を出して一気に肉ダネ作りを終わらせる、そして火加減やじっくりと中まで火を通す方法を紹介しました。
ジューシーにふっくらと焼きあがったハンバーグとアボカドのタルタルはベストマッチで「アボカドを肉料理と一緒に食べるとは思いもしなかった」「アボカドのタルタルは他の料理にも合いそう」と好評をいただきました。

第1位 ローストビーフ ~ ハレの日のごちそう

ローストビーフは“ご馳走”の代表選手です。ブロック肉を焼いて予熱でほどよく火を通すというシンプルな料理なのですが、シンプルすぎて難しい。ブロック肉は同じグラム数でも形が異って大きな四角の場合もあれば、長めの場合もあるのでどうすれば肉の中心に向かってちょうどよく火を入れればいいのか、毎回悩みます。特にローストビーフを出すような食卓は毎日のご飯ではなく、パーティーやおもてなしといった特別なシチュエーションなので失敗は許されません。みんなが食べるその時に肉を切って初めてどんな具合に出来上がったのかを知るのは一種のギャンブルでもあります。
これは長年、私自身の悩みでしたが安定的に仕上げるレシピに辿り着き、それを生徒さんに紹介しました。手間がかからない料理なので失敗の懸念さえ払拭できれば、おもてなしの際に力強い味方になってくれるのがローストビーフです
肉汁をベースにして赤ワインで煮込み、バルサミコ酢とバターで仕上げるソースをかけて仕上げました。


今年も生徒さん達と楽しい時間を過ごすことができました。
2023年も皆さんの期待に応えられるように発見があり、充実した時間を楽しんでもらえる料理クラスをお届けして参ります。

島根県江津市のお料理教室から

ココットキッチンスタジオは料理、パン、お菓子が学べる料理教室です。
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